- 脱毛サロンに通う間は保湿をしっかりしなきゃダメって本当?
- 脱毛サロンに通うと、肌はどれくらい乾燥してしまうの?
と、不安に思っていませんか?今や、ムダ毛のお手入れの常識となりつつある脱毛サロンですが、ムダ毛をキレイに脱毛できるかわりに、やはりリスクもあります。
その1つが、肌の乾燥。脱毛機の光を照射することによって、皮膚の水分が失われ、乾燥肌を引き起こしてしまうんですね。そこでこの記事では、脱毛サロンで行われる
保湿ケアの比較
脱毛中の保湿
などについて解説していきます。せっかく脱毛するなら、仕上がりはプルプル肌が良いですよね!脱毛後の美肌を手に入れたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
脱毛中の保湿はなぜ必要?
脱毛サロン通いをしている間は、保湿を念入りにした方が良いといわれます。そもそも、なぜ保湿が必要になってくるのでしょうか?
普段より乾燥しやすいから
脱毛を始めると、それまでよりも乾燥しやすい肌になってしまいます。それは、光脱毛に使われる脱毛機の光に原因があります。
脱毛機から照射される光は、機種によって違いはありますがほとんどが70~80℃と高温。普段、36℃前後を保っている皮膚表面の約2倍ほどの温度ですよね。温度の高い光を肌に当てると、皮膚の水分がどんどん失われてしまいます。
脱毛は数回だけでは終わらないので、肌を乾燥させる施術を定期的に受けているということになってしまうんですよね。それをカバーするには、失われた水分を再び与えるしかありません。
痛みを軽減できるから
肌の調子によって、脱毛施術時の痛みの感じ方が変わります。一般的には、肌が乾燥しているほど痛みを感じやすいといわれています。
脱毛に興味はあるけど、痛いのが怖くて始められない
はりきって脱毛を始めたけれど、想像以上に痛くてやめてしまった
このような、痛みに関する口コミはよく目にしますよね。そもそも施術時の痛みは脱毛機の光の熱が原因ですが、肌が充分に潤っていれば、高い熱による刺激を軽減することができます。
脱毛の痛みは誰もが嫌だと思いますが、脱毛機の光の温度は変えることができません。ですが、脱毛の高いハードルでもある「痛み」は、肌をしっかり保湿していればある程度避けられるものなのです。
脱毛効果に影響が出るから
潤っている肌と乾燥している肌とでは、脱毛効果が違うと知っていますか?実は、水分を多く保った肌の方が、脱毛効果が高いといわれているのです。よくあげられる例として、土と雑草があります。ちょっと想像してみてくださいね。
水分を多く含んだ土から雑草を引き抜く時、少しの力で簡単に抜くことができます。一方で、カチカチに乾いた土から雑草を引き抜こうとすると、強い力が必要になりますよね。
皮膚と体毛も同じこと。潤いのある肌は脱毛効果を高く感じることができますが、乾燥した肌は脱毛機の影響を受けづらいのです。高いお金を出してわざわざ脱毛をするのに、肌が乾燥しているせいで効果が低くなってしまうのは、絶対に避けたいところですよね。
スタッフ
最近では、脱毛機の光の温度が低い安全な光脱毛も注目されています。次の章では、人気脱毛サロンで受けられる保湿ケアを、脱毛機の特徴と合わせて紹介します!
人気脱毛サロンの保湿ケアと脱毛機比較
ではここから、人気脱毛サロン5社の
保湿ケアサービス
導入している脱毛機の特徴
を見ていきましょう。もっとも乾燥リスクが低いのは、どの脱毛サロンでしょうか?
恋肌
引用元:恋肌公式
恋肌では、施術後に全身コラーゲンパックのサービスがあります。
全身パックが全コースにセット
恋肌の全身脱毛には、無料で全身のパックがセットになっています。どのコースを選んでもOKというのは、嬉しいポイントですね。25,000円相当とのことですが、パックの成分等は非公表なので、その点はなんともいえません…。また、
施術後の全身パック
拭き取り
身支度
退店
という流れなので、サロン滞在時間は1時間半以上と考えておきましょう。
コラーゲン生成をサポートする脱毛機「クリアSP-ef」
恋肌の導入マシンは、THR脱毛機のクリアSP-efです。「サーモ・ヒート・リムーバブル」というネーミングの通り、赤外線の熱が多く含まれているところが特徴です。赤外線といえば、コラーゲンの生成をサポートする物質としておなじみ。
脱毛機の光の温度は高温ですが、柔らかい赤外線の熱を照射していくため、一般的なIPL脱毛より乾燥のリスクは低そうですね。
銀座カラー
引用元:銀座カラー公式
銀座カラーには「美肌潤美」という、オリジナルのミストローションがあります。残念ながら、こちらは有料オプションです。
ミストタイプの美容ローション
美肌潤美は、
ヒアルロン酸
コラーゲン
セラミド
などの美容成分が配合された保湿ローションです。専用の機械を使って、ミストシャワーにするところが大きな特徴ですね。契約コースに有料オプションで
追加
施術のたびに単品で追加
などどちらもOK。ちなみに単品の場合、1回5,000円かかります。
銀座カラーだけのオリジナル脱毛機「ファルコン」
銀座カラーの脱毛機は、ファルコンという機種です。カスタマイズ可能のマシンをオリジナル仕様にして使っていますが、銀座カラーではその詳細を非公開としています。
肌への影響はもちろんのこと、脱毛効果も予想できないところが大きなデメリットとなります。脱毛の経過や効果を調査したところでは、
脱毛機の光の温度は低くはない
施術時には冷却ジェルを使用する
とのことです。
シースリー
引用元:シースリー公式
シースリーでは、施術時にヒアルロン酸配合の美肌ジェル、施術後には抑毛効果もある「きらめきアフタークリーム」で保湿ケアをしてくれます。
イソフラボンとヒアルロン酸配合のアフタークリーム
シースリーオリジナルの「きらめきアフタークリーム」は、
コメヌカ油
ヒアルロン酸
豆乳発酵液
などが配合された保湿剤です。脱毛後の肌に栄養を与えてくれる上、抑毛効果にも期待ができる贅沢クリーム。もちろん、無料オプションとしてセットになっています。
高温処理のIPL脱毛機「ルネッサンスGTR」
シースリーの脱毛機は、IPL脱毛のルネッサンスGTRです。高い温度で毛根にダメージを与える仕組みなので、肌への刺激は避けられません。人よりも肌の色が濃い地黒タイプは、脱毛機の光を吸収しやすいため、特に乾燥リスクが高まります。
シースリーでのケアだけではなく、脱毛期間中の念入りな保湿が必要です。
ミュゼプラチナム
引用元:ミュゼ公式
ミュゼプラチナムは、施術後の保湿ケアとしてオリジナルのミルクローションを使用しています。
薬用の美容ローション
ミュゼプラチナムが使っている保湿剤は、医薬部外品です。つまり肌ケアに有効な成分が配合されているんですね。有効成分は、
ニチレイ
水溶性プラセンタエキスB-F
グリチルリチン酸ジカリウム
の3つ。保湿力を高め、うるおいをキープする効果に期待ができます。サロン店頭の他、ネットでも販売しています。
発毛をコントロールする脱毛機「PSクリプトン」
ミュゼプラチナムの脱毛機は、S.S.C.M脱毛のPSクリプトンです。イタリアの医療機器メーカーが開発した脱毛機で、発毛組織にダメージを与えて発毛をコントロールする仕組みです。
たっぷりの抑毛ジェルを塗ってから照射をするところが特徴ですが、ジェルが冷たく塗布と拭き取りに時間がかかるというデメリットもあります。
ラココ
引用元:ラココ公式
人気のSHR脱毛サロン、ラココでは施術時に生コラーゲン配合の美容ローションを使っています。
3種の大豆イソフラボンと生コラーゲンを配合
ラココのスムーススキンローションは、3種の大豆イソフラボンと生コラーゲン配合で「抑毛×保湿」ケアが叶います。石油系界面活性剤やパラベンなど肌に刺激が強いものは、もちろん無添加。敏感肌さんでも安心です!
サロン店頭でも販売しているため、ホームケア用に購入する人も多いようです。
拭き取りいらずで施術時間が短い
大抵の脱毛サロンでは、ジェルやローションを施術後に拭き取るため、その分施術時間が長くなります。公式HPなどで案内している「最短施術時間」よりも、30分~1時間ほど余裕を持って見ておかないと、期待外れになってしまうんですよね。
ラココの生コラーゲンローションは拭き取りいらずなので、施術時間が長くなることはなく、施術後も肌のうるおいが保てます。
低温処理のSHR脱毛機「ルミクスA9」
そもそもラココは、肌の乾燥リスクが低い脱毛サロンです。理由は導入マシンの「ルミクスA9」。ルミクス脱毛という言葉を聞いたことがある人も、多いのではないでしょうか?
ラココのルミクスA9は、照射時の光の温度が40~50℃と低温です。体温よりも少し熱いくらいの温度なので痛みを感じづらく、皮膚の水分を過剰に奪うこともありません。
スタッフ
ラココは、肌が乾燥しづらい低温処理の脱毛機を使っている上、保湿効果が高いコラーゲン配合のローションを使っています。こうして比較してみると、ラココが一番乾燥リスクが低いですね!
おすすめホームケアと注意点
脱毛サロンでは、独自にさまざまな保湿ケアをしてくれることがわかりましたが、肝心なのは毎日のスキンケアです。自宅での保湿に関する注意点を見てみましょう。
毎日の入浴後に保湿ケアを習慣化する
肌の保湿は、脱毛サロンでの施術日前後だけで終わらせてはいけません。脱毛期間中は、毎日行うことをおすすめします。毎日大量に使うと考え、フェイス用とは別にボディ専用の保湿剤を用意しておくのが良いですね。
脱毛中は肌がデリケートになっているため、刺激の強くないものを選んでください。
添加物が少ない
肌と同じ弱酸性
無理のない価格帯
容量が多い
いつでも購入できる
好みの香りとテクスチャー
習慣にしやすいのは、やはり毎日の入浴後。顔だけではなく、脱毛しているパーツをすべてしっかり保湿しましょう。
スタッフ
脱毛は、短くても1年以上~長くて3年4年とかかります。保湿が負担にならないよう、匂いや感触にも気を遣って、毎日ストレスなく使えるものを用意してくださいね。
背中やVIOも忘れずに
脱毛期間中の保湿で、つい忘れてしまいがちな背中やVIOにも注意しましょう。特にデリケートゾーンは、皮膚が薄くデリケートで、痛みを感じやすいといわれています。痛みが苦痛でVIO脱毛を挫折してしまったという人も、少なくありません。
その他、保湿を忘れがちなパーツには以下のようなものがあります。
うなじ
足の甲指
ヒップ
目で見えている部分はしっかりケアしても、普段見えていない部分はつい忘れてしまうんですよね。デリケートゾーンの肌荒れや、人目につきやすいうなじ部分がカサカサになってしまうのは、できれば避けたいところです。
全身脱毛を希望している人は、全身くまなく保湿することを心がけてくださいね。
脱毛サロン来店日に注意!
毎日の保湿は大事ですが、脱毛サロンに行く当日は注意が必要です。保湿剤の成分によっては、脱毛施術に影響が出たり施術不可ということもあるので、以下のような保湿剤は使わないようにしてください。
オイル分の強いもの
ラメ入りなど
オイル系やクリーム系など油分が多い保湿剤は、施術当日には不向きです。保湿剤を拭き取ってから施術をしてくれる脱毛サロンもありますが、それが全身となると時間がかかってしまいますよね。
予定していた施術をすべて行うことができないことも考えられますし、最悪の場合はその日の施術を断られてしまうことも…。お気に入りの保湿剤は人によってそれぞれですが、施術に影響しないものを使うことが大切ですね。
スタッフ
普段からオイル分少なめの保湿剤を使っていれば、キャンセル枠が出た時に急遽脱毛サロンに行くこともできます。
インナーケアのススメ
もともと乾燥しやすい体質の人は、身体の中からも水分補給してあげましょう。食事などから摂る水分だけではなく、普段から意識して水分摂取することが大事です。
常温の水
白湯
ハーブティやジンジャーティ
このように、身体を冷やさない飲み物がおすすめです。清涼飲料水など糖分が多いものは、できるだけ避けてくださいね。
まとめ
全身のムダ毛を、キレイにお手入れできる脱毛サロン。思い切って、お金と時間をかけて通ってみたのに、ムダ毛がなくなったかわりに肌がガサガサになってしまった…なんて絶対にイヤですよね!脱毛するなら、美肌もセットでなければなりません。
痛いのも乾燥もイヤだけど、脱毛期間中に毎日保湿するのは正直いって面倒…という人は、
脱毛機の光の温度が低い
施術時に無料で保湿ケアをしてくれる
という脱毛サロンがおすすめです。脱毛と言うとついムダ毛の変化だけに気を取られがちですが、ぜひお肌にも気を遣って、ツルツルの美肌を手に入れてくださいね。