通っている脱毛サロンを解約したいけど、
- なんだか手続きが面倒そう…
- 脱毛サロンの解約をスムーズにする方法は?
- お金は戻ってくる?
と、気になっていませんか?ムダ毛をお手入れするために、思い切って脱毛サロン通いを始めても、さまざまな理由で中途解約を余儀なくされる人がいます。
予約が取れなさすぎて思うように脱毛が進まない
想像以上に痛みが強くて苦痛
何度も通っているのにムダ毛に変化がない
スタッフの接客が合わなくてストレスがたまる
仕事の都合で引っ越しすることになった
肌トラブルが起きてしまった
などなど…。キレイになりたい気持ちに変わりはなくても、脱毛がストレスになってしまったり、お金の無駄遣いをしているのでは?と不安になりながら脱毛サロン通いを続けるのはイヤですよね。
今回の記事では、
脱毛サロンの解約方法
返金事情
思い切って解約してしまった方が良いと思える脱毛サロンの特徴
などをまとめて紹介していきます。今通っている脱毛サロンを解約したい人も、これから脱毛サロンに通う予定の人も、ぜひ参考にしてください!
脱毛サロンの解約の仕方
早速、脱毛サロンの解約の仕方を具体的に見ていきましょう。サロンによって多少の違いはありますが、基本的には
解約を申し込む
支払いをストップする
などで完了します。
解約を申し込む
まずは、脱毛サロン側に解約を申し込まなければ話は始まりません。
店舗で直接
電話
などで「解約します」と伝えましょう。サロンによっては、専用の解約申し込み書に記入しなければならないこともあります。脱毛サロン店舗で解約手続きをする場合は、以下の4点が必要です。
契約書
印鑑
クレジットカード(カード払いにした人のみ)
銀行通帳かキャッシュカード
電話で解約を伝え、自宅に解約申し込み書を郵送してもらう場合や、もしくは書面で解約を申し込む場合は、
不備のないように内容を確認
コピーを取る
必ず「内容証明郵便」で脱毛サロンに送る
などしてください。内容証明郵便とは、郵送したことが記録として残る方法です。こうしておけば、解約を受け付けたくないばかりに「書類が届いていない」などといわれる心配もありません。
スタッフ
現代はSNSが発達していて、解約トラブルなどが公になると企業の信頼に関わるため、あの手この手で解約をさせないといった悪質な脱毛サロンはほとんどありません。
解約の引き留めにあったら?
解約したいと伝えると、ほぼ確実に理由を聞かれることと思います。脱毛サロン側にとっては、女性のムダ毛悩みを解決してあげたいという思いがありますから、改善できることなら改善して通い続けてもらいたいと考えるのが当然です。
また、本当は解約をする必要がないのに、それを知らずに解約を申し出てしまっているケースもあります。
引っ越し…新住所にも同じサロンの店舗がある
妊娠や出産…休会制度がある
効果がない…ある程度の回数を重ねなければ変化が出ないのが普通
上記に当てはまらず、どうしても解約したい!という場合は、実は解約理由をいわなければならないことはありません。「理由は特にないけれど、もう通うのはやめると決めたので解約手続きを進めてください」でも良いのです。
大事なポイントは、「解約したい」ではなく「解約すると決めた」と伝えること。曖昧な態度では、継続を勧められる可能性が高いです。
スタッフ
もし解約理由を聞かれた時は、収入が減ってお金が払えなくなった・店舗がない地域に引っ越すといった内容であれば、引き留められることはないと思いますよ!
支払いをストップすることも忘れずに
サロンでの解約が滞りなく済んだ後は、念のため、クレジットカードや銀行引き落としなどの支払いがストップされたかどうかも確認しましょう。
脱毛サロンとの契約が解除になることと、クレジットカード会社との契約が解除になることは、決してイコールではありません。
脱毛サロンでの解約手続きが終わって安心してしまい、肝心の支払いはストップされていなかったというケースは意外に多いのです。
契約から8日以内ならクーリングオフが可能
脱毛サロンで契約をした日から8日以内ならば、クーリングオフという手続きで解約することが可能です。サロン通いを始めて何度か施術を受けてしまうと、解約する時に違約金が発生するケースが多いですが、クーリングオフの場合は出費0円で解約できます 。
契約から8日以内に解約申し込み
契約期間が1ヶ月以上であること
契約金額が5万円以上であること
上記の3点に該当するなら、クーリングオフを利用してくださいね。クーリングオフについての詳しい内容は、以下の記事も参考にどうぞ!
脱毛サロンを解約する時の注意点
続いて、脱毛サロンを解約する際に注意しておきたいことを2点解説していきます。
解約違約金と返金額を確認
クーリングオフの期間を過ぎてしまった
1回でも施術を受けてしまった
などの後の解約には、解約違約金(解約手数料)が発生するケースがほとんど。違約金と聞くとなんだか怖くなりますが、上限が法律で定められているため、法外な金額を請求されることはありません。
もし驚くほど高い違約金がかかるといわれたり、実際に請求されたりといったことがあれば、消費者センターに相談をすることができます。法律で決められている、エステサロンの中途解約における違約金は以下の通りです。
施術を1回も受けていない…一律20,000円
施術を1回以上受けた…A.施術を受けた回数分の費用+B.20,000円or契約残金の10%※低い方
施術を1回以上受けた場合の解約違約金は、少しややこしいです。
例)5回50,000円のコースで1回の施術を受けた
A…1回あたりの単価10,000円×1回=10,000円
B…20,000円or契約残金の10%(4,000円)→この場合は契約残金の10%である4,000円の方が金額が低いため、4,000円が適用される
A+B…14,000円
つまり、例に挙げた脱毛サロンでの中途解約の違約金は「14,000円」です。50,000円の契約なので、解約違約金の14,000円を差し引いて、手元に戻ってくる金額は36,000円ということになりますね。
これはあくまでも上限です。脱毛サロンによって解約違約金は違ってくるので、解約する時ではなく「契約する時」に解約違約金については必ずチェックしてください!
スタッフ
脱毛サロンによっては、解約違約金や手数料が発生せず、単純に契約残金を戻してくれるお店もあります。
通い放題プランの解約ルールを確認
回数パックプランの場合、1回あたりの単価が基本になるので解約違約金や返金額は計算しやすいですよね。ですが、脱毛サロンの多くが導入している「通い放題プラン」の場合はどうなるのでしょうか?
答えは、サロンのルールで定めた上限回数を超えた場合は返金なし!です。通い放題プランがある主な脱毛サロンの解約ルールを挙げてみると…。
シースリー…4回未満
ストラッシュ…7回未満
キレイモ…18回未満
銀座カラー…2年間
シースリーなら施術を4回受けた時点で、解約をしても返金がありません。もちろん解約自体はできますが、返金されないので結果的に大損してしまうことになります。
脱毛サロンで通い放題プランを契約する時は、後々のことまでしっかり考えてから決めてくださいね!
月額プランの解約ルールを確認
現在、月々の料金を支払う限り継続して通える月額プランを実施している大手サロンは
脱毛ラボ
ストラッシュ
他の脱毛サロンは、総額を分割で支払う仕組みの「月額プラン」です。脱毛ラボとストラッシュの月額プランは、まとまった契約金額がないので、解約しても返金はありません。ただし、
ストラッシュ・・・いつでも辞められる
脱毛ラボ・・・最低でも17ヶ月の継続が必須
解約申し込みのタイミングによっては、辞めた後も1ヶ月分は支払いが発生してしまうケースがあるので、注意が必要です。
解約した方が良い脱毛サロンの特徴
モヤモヤしたまま脱毛サロンに通うのは、ストレスがたまりますよね。いくらか返金してもらえるなら、思い切って解約してしまった方が良い脱毛サロンもあります。特徴を3つにまとめました。
予約が取れない
脱毛サロンを解約する理由の上位にあるのが、予約が取れないトラブルです!
カウンセリングの時は〇ヶ月ペースで通えるといわれたのに…。
公式HPには「予約の取りやすさNo.1!」と書いてあったのに…。
などなど、実際に通い始めてから予約の取りづらさに気づき、計画していた通りに脱毛が進まないという状況におちいってしまうことも。
残念ながら、予約が取りづらい脱毛サロンは「1回の施術時間が長い」という特徴があり、施術スピードの速さは脱毛機によって違うため、我慢して通っていても事態が好転する可能性は低いです。
毛の成長に合わせて定期的に通わなければ、脱毛効果にも影響してくるので、予約が取りづらい脱毛サロンには早めに見切りをつけましょう。
脱毛したいパーツに効果がない
脱毛サロンが導入している脱毛機は、サロンによってそれぞれ違います。中には、
成長期の黒い毛にしか効果がない
痛みがほとんどない代わりに脱毛効果が低い
などの脱毛機もあります。例え「顔とVIOを含む全身脱毛」というプランであったとしても、色素のない産毛に影響を与えられない脱毛機では、何十回通っても顔や背中のムダ毛はなくなりません。
回数を重ねれば効果を実感できると引き留められるケースもありますが、脱毛機が変わらない限り、恐らく難しいでしょう。脱毛したいパーツに効果を与えられない脱毛機であると気付いた時点で、解約を検討することをおすすめします。
スタッフに不満がある
人には相性があるので、サロンスタッフの接客が気に入らないから即解約とはなりませんよね。長い目で見て解約した方が良いと考えられるのは、以下の3つのケースです。
施術中に必ず勧誘される…追加プランや継続のお誘いが必ずある場合、恐らく接客マニュアル化されていると考えられます。他のスタッフに変わったとしても、勧誘は減らないでしょう。
技術に差がある…明らかに雑な施術をするスタッフに当たると、その日の施術1回分がムダになってしまいます。決して安くはない契約金額ですから、スタッフの技術に差がありすぎる脱毛サロンに通い続けるのはリスキーです。
雰囲気がまったく合わない…若いお客が多い脱毛サロンは接客がフレンドリーだったり、高級感のある脱毛サロンのスタッフは近寄りがたいキャラクターだったり。雰囲気自体が合わない脱毛サロンに通い続けるのは、悩みを相談できない・質問しづらいといったデメリットも発生します。
脱毛サロンの多くは、指名制度をとっていません。ある時は大満足でも、スタッフによっては不満だらけで終わってしまう時もあります。結果的に、契約回数の半分以上に不満を残してしまう可能性もあるので、高いお金を出している以上、過剰な妥協はおすすめできません。
脱毛途中で解約…その後は?
- 思い切って解約申し込みをしよう
- 既に解約を済ませた!
だけど、残ったムダ毛はどうすれば良いの…?と心配している人に、中途解約後の脱毛について紹介します。
乗り換え割引がある脱毛サロンに通い直す
大手の脱毛サロンのほとんどは、新規契約の際「乗り換え割引キャンペーン」を実施しています。これは、他サロンを中途解約して別な脱毛サロンに通い直したい人にとって、お得に契約できるというメリットがあります。
キャンペーン詳細は脱毛サロンによって異なりますが、基本的には以下のようなルールがあります。
中途解約した脱毛サロンの会員証を提示する
中途解約してから〇ヶ月以内など規約がある
契約金額から割引or現金キャッシュバックorサロンで使える金券
もし次に行ってみたい脱毛サロンがあったら、乗り換えキャンペーンの割引率などもチェックしておきましょう!
脱毛方法が違う脱毛サロンに通い直す
思うような変化がない
顔や背中の産毛に効果がない
という理由で脱毛サロンを解約するのであれば、次の脱毛サロンは「脱毛方法が違うサロン」にしましょう。例えばIPL脱毛に不満を覚えて別な脱毛サロンに通う場合、同じIPL脱毛サロンだと通い直す意味がありません。
脱毛機によって多少の違いはありますが、脱毛方式が同じであれば結果もだいたい同じになってしまいます。脱毛サロンの公式HPで、どんなに「脱毛効果がある!」と宣伝していても、実際にムダ毛を処理していくのは、サロンではなく機械です。
脱毛機の特徴を確認し、自分が脱毛したいパーツに効果があるかどうかをチェックしてから決めてくださいね。
スタッフ
主な脱毛機の特徴は、当サイト【ReviReviColumn】にも掲載しています。ぜひ参考にしてください。
まとめ
ちょっと面倒なイメージがある脱毛サロンの解約ですが、エステとの契約解除は法律によって守られていることでもあるので、心配しなくて大丈夫!
脱毛サロンに解約申し込みをする
金融機関の支払い停止を確認する
通わなかった分の代金を返金してもらう
だけです。ただし、脱毛サロンによって返金可能な回数が決まっているケースもあるので、この点だけは注意してくださいね。
効果のない脱毛サロン
通いたいのに予約がとれない脱毛サロン
行くたびにストレスになる脱毛サロン
などは、結果的に時間がムダになり脱毛までのゴールが遠くなるばかり。思い切って解約してしまった方が、あなたにとっては良いかもしれません。
そして、中途解約の心配がない優秀な脱毛サロンを選んで通い直すことで、それがあなたの最後の脱毛になるかもしれませんよ♪