……と、インターネットの情報サイトや質問掲示板などで、多くの人がそういっています。脱毛サロンで思うような効果が見られず、医療脱毛に乗り換えを考えている人も多いのではないでしょうか?
確かに、医療脱毛の方が効果が高いという説にも一理あります。威力そのものは、美容機器よりも医療機器の方が強いですからね。
ただ、間違ってはいけないのが「光脱毛と医療脱毛はそもそも別物なので同じ条件で比べることはできない」ということ。さまざまな角度から検証し、トータル的な効果を見なければいけません。
こんにちは。脱毛機調査員の中岡ヒロコです。今回は、光美容脱毛機と医療レーザー脱毛機を、いろいろな視点で比較していきたいと思います。医療脱毛の方が効果が高い!と誰もが信じていますが、脱毛機そのものを調べてみると、意外とそうじゃないケースが多いんですよ。
脱毛初心者の花井ゆめです。医療レーザーの方が効きそうですけど、そうじゃないんですか?サプリメントよりも薬が効くのと、同じレベルだと思っていたんですが……。
そう、そこなのよ。薬って、病気になった時に治療の一環として使うけれど、特定の症状にしか効かない上に、その後絶対に同じ病気にかからないわけじゃないでしょ?医療機器にも、そういう一面があるの。
なんだか面白そうな話ですね!
この記事では、あまり知られていない医療レーザー脱毛機の種類や特徴、効果を、おなじみの美容脱毛機との比較をまじえてお届けします。
医療脱毛クリニックの方が効果が高いという根拠は?
レーザー脱毛機の真実の姿って?
医療現場に普及している唯一の美容脱毛機とは!?
脱毛サロンにするか医療脱毛クリニックにするか、検討中の人はぜひ参考にしてください!
脱毛サロンと医療脱毛はどう違う?
はじめに、脱毛サロンと医療脱毛クリニックの違いを、さまざまな視点から解説していきます。
脱毛サロンと医療脱毛クリニックの違い8つ
脱毛サロンと医療脱毛クリニックには、大きく分けて8つの違いがあります。
脱毛サロン | 医療脱毛クリニック | |
脱毛方法 | 光脱毛 | レーザー脱毛 |
費用(相場) | 10~20万円 | 30~40万円 |
期間 | 2~3年 | 2年前後 |
施術者 | エステティシャン | 有資格者 |
医師 | 不在 (提携クリニックあり) |
常勤 |
麻酔の処方 | なし | あり |
肌トラブルリスク | 低い | 高い |
店舗、支院 | 多い | 少ない |
※照射による痛みや、施術時間などは脱毛機それぞれで異なるので、ここでは比較していません。
サロンやクリニックによって違いはありますが、決定的に違うのは上記の8つ。ここから、メリットとデメリットが見えてくると思います。
脱毛サロンは・・・
肌トラブルのリスクが低い
全国に店舗が展開している
エステティシャンが施術をし医師は常勤していない。
痛み軽減のための麻酔は処方してもらえない。
医療脱毛クリニックは・・・
施術は看護師などの有資格者
ほとんどのクリニックで医師が常勤している
何かあった時には心強い
肌トラブルのリスクが高い
肌の状態によってすぐにメイクができない
支院数が少ない 予約が取りにくい
脱毛方式の特徴から見る効果
では、具体的に、光脱毛と医療レーザー脱毛はどう違うのでしょうか?ここで、両者の波長の違いを見てみましょう。
光脱毛 | レーザー脱毛 | |
波長 | 420~1,500nm | 755~940nm |
※光やレーザーの種類によって多少誤差があります。
この波長の違いが何をさすかというと、
●光脱毛・・・脱毛を含めたさまざまな作用を肌に与えることができる
●レーザー脱毛・・・脱毛のみに適した光線しか出せない
ということです。
●光脱毛のランプ・・・広い範囲に拡散する
●レーザー脱毛の光線・・・一直線に毛根を目指す
それが、レーザー脱毛の方が効果が高いといわれる理由でもあります。
光脱毛・・・毛根にダメージを与える
医療レーザー脱毛・・・毛根を破壊する
光脱毛が、「積極的に毛母細胞の死滅を誘導する」のに比べ、レーザー脱毛は「直接攻撃をする」というイメージで見ると、違いがわかりやすいですね。
まさにサプリと薬の違いって感じですね!共通点としては、ターゲットが毛根ということですか?
光脱毛もレーザー脱毛もさらにいろいろな種類に分かれるから、必ずしも毛根とは限らないけどね。主流とされている、光=IPL脱毛/レーザー=熱破壊式の脱毛方法は、ターゲットを毛根としています。
レーザー脱毛は永久脱毛ではない
よく、医療レーザー脱毛は永久脱毛と考えられていますが、それは間違いです。
医療レーザーによる脱毛は、永久脱毛ではありません。
そもそも日本国内には「永久脱毛の定義」が存在せず、アメリカの基準に合わせているのが現状です。そして、アメリカの永久脱毛の基準は団体別で2つ存在します。
最後の施術から1ヶ月経過した時点での、毛の再生率が20%以下である脱毛方法(米電気針脱毛協会)
3回照射してから6ヶ月経過後、施術パーツの67%以上の毛が減る脱毛方法(米食品医薬品局)
この2つのうちどちらかをクリアしている脱毛方法を永久脱毛というんですね。ただ、これは数多くのケースで検証しなければならないため、症例数が必要になります。
現在では、日本で永久脱毛と認められているのはニードル脱毛のみとなります。
医療レーザー脱毛は、厳密にいうと永久脱毛ではないんです。これを知らない人が、結構多いですね。
これ、わたしも勘違いしてました!レーザー脱毛って永久じゃないんですね!
そもそも、毛根ってよほどのことがない限り死滅しないのよ。だから、毛根に直接電気を流してやっつける、ニードル脱毛だけが永久脱毛といえるわけ。
じゃあ、レーザー脱毛でも確実に毛がなくなるっていう保証はないんですね。絶対的な効果があると思うからこそ高額投資するのに、実際はそうじゃないなんて、なんだかもったいない気がします。
それだけじゃないの。レーザーの種類によっては、まったく期待外れレベルの効果しか得られないケースがあるのよ。それを知らずに、とりあえず医療レーザー脱毛なら効果が高いと思ってクリニックに行くと、大失敗してしまいます!
医療レーザーの種類・特徴・脱毛機
ではここで、医療脱毛に使われるレーザーの種類や特徴、そして代表的な脱毛機を見ていきましょう。
アレキサンドライトレーザー
アレキサンドライトレーザーは、脱毛用のレーザーとしてはもっとも一般的です。メラニンに吸収されやすい性質を持っていて、黒い毛の脱毛が得意。
多くの医療脱毛クリニックで、アレキサンドライトレーザーの脱毛機を保有しています。
アレキサンドライトレーザーを搭載している主な脱毛機
ジェントルレーズ
ジェントルレーズPro
ジェントルレーズシリーズの普及率は、国内の医療レーザー脱毛業界では、おそらく最多。実績もある脱毛機です。
ジェントルレーズシリーズを導入しているのは、大手クリニックでは湘南美容クリニックたレジーナクリニック。その他、個人でやっているスキンクリニックでも、ジェントルレーズは人気機種ですね。
ダイオードレーザー
ダイオードレーザーは、3種の医療脱毛用レーザーの中では最新。痛みが強いといわれる医療レーザーの中では、もっとも痛みを感じにくいといわれています。
波長が800~940nmと比較的長く、医療レーザー脱毛ではNGとされる産毛にも効果が期待できます。
ダイオードレーザーを搭載している主な脱毛機
ライトシェアデュエット
メディオスター/メディオスターNeXT PRO
ソプラノ/ソプラノアイス
ダイオードレーザーは、脱毛機によって
ショット式
蓄熱式
に分かれます。
ショット式脱毛機は施術時の痛みがあり、日焼けやホクロもNGです。
ダイオードレーザーは、脱毛機によってさらに細かく特徴が分かれそうですね。なかなか複雑……。
医療レーザー脱毛のデメリットともいえるよね。レーザーの種類と脱毛機の特徴、両方を調べてからじゃないと、自分のムダ毛に合うか合わないかがわからないのよ。
ダイオードレーザーの脱毛機があるのは、大手ではリゼクリニック、アリシアクリニック、聖心美容クリニックですね。3院とも、わりと高額な印象です……。
YAGレーザー
YAGレーザーは、3種のレーザーの中ではもっとも波長が長く皮膚の深いところまで到達します。そのため、毛根が深いムダ毛にもっとも威力を発揮できるとされています。
メラニン色素が作り出される表皮よりも奥に届くレーザーなので、日焼け肌や色素沈着部位もOKです。
YAGレーザーを搭載している主な脱毛機
ジェントルYAG
エリートプラス
大きなデメリットとしては、とにかく痛みが強いこと!医療レーザー脱毛の中では、YAGレーザー脱毛機が一番痛いといわれています。
YAGレーザーによる施術を検討している人は、1パーツごとの麻酔代も予算に入れて考えておいた方が良いですよ。
光脱毛の種類・特徴・脱毛機
次に、当サイト【ReviRevi】ではおなじみになりつつある、光脱毛の種類や特徴を簡単におさらいしていきましょう。
IPL:インテンス・パルス・ライト
現在の光脱毛の主流であるIPL脱毛は、成長期の黒い毛を中心に脱毛できる方法です。メラニン色素が光を吸収するという点においては、アレキサンドライトレーザーに似ていますね。
IPL脱毛を搭載した脱毛機、導入している脱毛サロンが多い
サロン選択肢の幅が広く、情報を得やすい
IPL搭載の主な脱毛機
ルネッサンスGTR
リオキシー
ネクスト
広い範囲を一気に脱毛できるので、腕や脚など目に見えやすいパーツをキレイにしたい人におすすめです。
IPL脱毛に関しては、特徴を知っている人がほとんどですね!最近は、高速連射ができるIPL脱毛機も増えています。
SHR:スーパー・ヘア・リムーバブル
毛根ではなく、毛包をターゲットとした唯一の脱毛方法がSHR脱毛です。メラニン色素を利用しないため、産毛や白髪にもしっかり影響を与えることができるといわれています。
低温処理で、痛みを感じにくいところもメリットですね。
SHR搭載の主な脱毛機
ルミクスA9
本格的なSHR脱毛を受けられる脱毛サロンは、まだ多くありません。死角のないSHR脱毛ですが、それだけがデメリットといえるかもしれませんね。
SHRで脱毛できない毛質や肌質はない!といわれています。痛みがなく脱毛期間も短いため、一言でいうとストレスフリー。当サイトで一番おすすめしている脱毛方法でもあります。
S.S.C.M:スムース・スキン・コントロール・メソッド
イタリアの医療機器メーカー「DEKA社」が考案・開発した脱毛方法です。施術時に、抑毛効果のある専用ジェルを肌に塗り、それに対して光を照射することで、「制毛」することができます。
肌に負担がないところは大きなメリットですが、IPLやSHRに比べると、効果の面では物足りないかもしれません。
<S.S.C.M搭載の主な脱毛機>
PSクリプトン
S.S.C.M脱毛は、クリプトンライト脱毛機+専用ジェルが必須。導入している脱毛サロンが限られてしまうところが難点です。
IPLと同じ性質を持っている脱毛方法なので、産毛の脱毛はできません。日焼け肌やホクロ・シミもNGです。
THR:サーモ・ヒート・リムーバー
赤外線が多く含まれた光線で、肌をいたわりながら施術ができる脱毛方法です。肌に浸透しやすい光なので、従来ではNGだった産毛の脱毛にも効果があるとされています。
しかし、メラニン色素に反応するところは変わらないため、日焼けや色素沈着部位には照射ができません。
THR搭載の主な脱毛機
クリアSP
こちらもメーカー独自の脱毛方式のため、施術可能な脱毛機が限られています。
脱毛方式の名称は、脱毛機メーカーが独自でつけているため、効果が立証されていないことがほとんど。歴史も浅いので、実績の面でも不安が残ります。
医療脱毛が効果高いといわれる理由と真実の姿
医療レーザーの種類や光脱毛の方法の違いをふまえて、医療レーザー脱毛の方が効果が高いといわれる理由を検証していきます。そして、まだ知られていない医療脱毛の真実の姿を追求していきましょう。
パワーが強い!本当は?
光脱毛よりも医療レーザー脱毛の方がパワーが強いというのは真実です。照射時の熱の温度も、光とレーザーでは段違いですからね。
レーザーと脱毛方式による処理温度の違い
医療レーザー脱毛 | IPL脱毛 | SHR脱毛 |
200~250℃ | 70~80℃ | 40~50℃ |
温度を見るとわかるように、攻撃対象に与える熱がどれくらい強いかが、ダメージの強さにつながります。『毛根に与える熱が200℃を超える=どれくらいの破壊力があるか』は想像できますよね。
SHR脱毛は毛根だけを直接攻撃するのではなく、毛包に熱をたくわえる仕組みなので、低温でも大丈夫なのです。
やっぱり、医療レーザー脱毛のパワーってすごいんですね!光脱毛より効果があるっていうのもうなずけます。
攻撃力だけなら、レーザーの方が圧倒的に強いよね。でも、その対象がすごく限られてしまうところがレーザーの弱点なの。
前述したように、脱毛に適した3種のレーザーは、さらに得意な毛質が分かれます。ところが、多くの医療レーザー脱毛機は1種のレーザーしか搭載していません。全身のパーツのうちしっかり脱毛できるムダ毛も限られてしまうのです。
例えば
●アレキサンドライトレーザーの特徴
黒く丈夫なムダ毛には効果を発揮する
色素のない産毛は反応しない
根深い毛根まではレーザーが届かない
●YAGレーザーの特徴
毛根が深いムダ毛はしっかり脱毛できる
浅いところにある毛根は素通りしてしまう
●ダイオードレーザーの特徴
産毛は得意
メラニンが吸収しやすいレーザーではない
黒いムダ毛を脱毛するには時間がかかる
医療レーザーそのものの威力は強くても、このように、1つの脱毛機だけで全身くまなくお手入れすることができないため、高いお金を使っても満足のいく結果が得にくいのです。
数種類の脱毛機を保有しているクリニックも増えていますが、基本的に、最初から最後まで同じ機種を使用します。パーツによって脱毛機を変えてくれるなら良いんですが……。
カウンセリングで毛質や肌質を見て、どの脱毛機にするかお医者さんが判断してくれるそうですが、全身の体毛すべてが同じ毛質とは限りませんから、結局、キレイになるパーツとムダ毛が残るパーツに分かれてしまうんですね。
回数が少ない!本当は?
医療脱毛は効果が高いから脱毛サロンよりも少ない回数で卒業できる?と考えている人がほとんど。
実際、医療脱毛クリニックの広告を見ると、たいてい「5回〇〇円」という料金設定になっています。ですが、医療レーザー脱毛でも5回で全身脱毛を終わらせることは、ほとんどの場合無理です。
なぜなら、医療レーザー脱毛は
毛周期に合わせて施術をする必要がある
全身のムダ毛は約8割が皮膚表面に見えていない
体毛は自然なサイクルで生えて抜けるのを繰り返しているため、1回の施術でレーザーを当てられるのは、全体の2割です。
5回の施術で身体中のすべての体毛に1回ずつレーザーを当てられるというわけですね。
残念ながら、いくら医療レーザーでも1回の照射で毛根を破壊することはできません。アレキサンドライトレーザー搭載の脱毛機は、照射口が丸い形になっているものが多いので、打ち漏れのリスクも高いです。
「医療脱毛の方が効果が高いから5回で30万なら思い切って契約しよう!」という人も多いかと思いますが、実際は、追加施術が2~3回必要になるケースがほとんど。
回数そのものは光脱毛より少なくて済みますが、3~4ヶ月間隔で通院するクリニックも多いので、脱毛期間は光脱毛と大差ありません。
医療脱毛は、追加施術1回でも高額です。5回のセット価格+追加施術代+麻酔などのオプション料金を考えると、総額はかなりの金額になってしまいます。
それでいて、仕上がりが完ぺきじゃないっていうのは、ちょっと厳しいですね……。
そこなのよね。多くの人が、光脱毛よりも効果があると思って高いお金を出すわけだけど、威力と効果は別物だからね。医療レーザー脱毛は、威力はあるけど必ずしも期待通りの効果が得られるとは限らないんです。
再び生えてこない!本当は?
医療脱毛は、施術を受けるともう毛が生えてこないといわれています。実際、医療脱毛の一種であるニードル脱毛は「永久脱毛」として認められています。
医療レーザー脱毛に関しては「複数回受ければもう二度と毛が生えてこない」わけではありません。
理由は、医療レーザー脱毛のターゲットである毛根です。実は、毛根という組織はめったなことがない限り死滅しません。どれだけ攻撃を与えられても、いずれ自然と再生する可能性があります。
医療レーザー脱毛は、毛根を破壊するパワーを持っていますが死滅させることはできません。威力の違いはあれど、IPL脱毛と変わりはないのです。
もちろん、レーザーで破壊された毛根が再生するのには時間がかかりますから、数年でムダ毛が元通りになってしまうということはありません。しかし絶対に生えてこないというわけではないので、ここには注意が必要です。
ダメージを与えるなら、毛根よりも毛包です。毛包は、細胞を移植したり培養して増やしたりといった特別なアプローチがなければ、元通りにならないといわれています。
髪の毛の脱毛症の治療として研究されている「毛髪再生技術」も、毛包を復活させる仕組みなんですよね!
脱毛サロンと医療脱毛はかけもちできる?
医療脱毛にはさまざまなデメリットがあるとわかってきたところで、脱毛サロンと医療脱毛クリニックをかけもちするのは?と考える人もいるでしょう。そこで、2つの医療脱毛と光脱毛を併用する場合の注意点をまとめました。
光脱毛+レーザー脱毛の併用
脱毛サロンの光脱毛
医療脱毛クリニックのレーザー脱毛
結論からいうと、これにはあまりメリットがありません。ほとんどの脱毛サロンで受けられるIPL脱毛と、ほとんどの医療脱毛クリニックで受けられるアレキサンドライトレーザーによる脱毛は、性質がほぼ同じだからです。
光脱毛とレーザー脱毛の場合は、以下の3点のみ意味があるといえるでしょう。
IPL脱毛では難しい産毛の脱毛を、ダイオードレーザー(蓄熱式)の脱毛機で受ける
IPL脱毛では時間がかかるワキやVIOの脱毛を、YAGレーザーの脱毛機で受ける
レキサンドライトレーザーでは難しい産毛の脱毛を、SHR脱毛機で受ける
前述したように、光脱毛にもレーザー脱毛にもいろいろな種類があるので、もっと細かく組み合わせることもできます。ですが、あちこちのサロンやクリニック通いを同時進行で行うことはスケジュール管理の面でも大変です。
順番に乗り換えをして通うのでは、脱毛完了までに何年もかかってしまいますよね。このことから、光脱毛とレーザー脱毛を併用するのは、メリットよりもデメリットの方が多いと考えられます。
それなら、剛毛も産毛も同じように脱毛できるSHR脱毛の方が良さそうな気がしますね。
まさにそれ!かけもちはお金も時間もかかるし、進行具合もバラバラだから、脱毛がいつ終わるかわからないのも不安よね。
光脱毛+ニードル脱毛の併用
光脱毛と、唯一の永久脱毛法であるニードル脱毛の併用はどうでしょうか?
ニードル脱毛とは?
どんな毛質でも肌質でも関係なく、毛穴の1つ1つに針を刺し毛根に電気を流す脱毛方法です。
4~5回の施術が必要ですが、ニードル脱毛を受けてしまえばその後再び発毛することはほぼありません。光脱毛とニードル脱毛を併用するメリットは、「IPL脱毛では難しい産毛・白髪の脱毛を、ニードル脱毛で仕上げる」の1点です。
ただし、ニードル脱毛にはデメリットも多々あります。
痛みが強い
時間がかかる
お金がかかる(1本あたりの単価で計算されることが多い)
技術者によって効果が左右される
施術を受けられるクリニックが少ない
永久脱毛という言葉は確かに魅力的ですが、このようなデメリットも考慮して決めてくださいね。
脱毛サロンと医療脱毛クリニックの併用は、メリットばかりとはいえません。それよりも、しっかり効果を得られる脱毛サロン一択の方が、最終的には良かったりもするんです。
高いお金を出して、もしかしたら効果がないかもしれない医療レーザー脱毛は、危険な賭けという感じもしちゃいますよね。
光&レーザーのメリットを兼ね備えた唯一の脱毛機とは
最後に、美容脱毛機でありながら医療現場に普及している唯一のマシンを紹介します。それは、業界では最高水準のスペックを備えているといわれる、ルミクスA9です。
株式会社エストラボが取り扱っている、ルミクスシリーズの最新機種ですね!
現在、本格的なSHR脱毛ができる脱毛機は、国内ではルミクスA9のみといわれています。広範囲に低い温度の熱を蓄積させ、毛包にダメージを与えて脱毛をする仕組みで、痛みが少なく肌トラブルのリスクもなく、脱毛完了までがとても早いところがメリットです。
ルミクスA9は、1秒間に10ショットという高速連射ができるマシン。200Vのパワーがあるため、威力が落ちることはありません。
医療レーザー並みの脱毛効果が期待できる
医療レーザーのようなリスクがない
など最近ではルミクスA9をメインに使っているクリニックが増えてきているほどです。
すべてのムダ毛に効果を発揮し、肌質によって照射できないということもなし!
1回ごとの施術も速く、毛周期にかかわらず1ヶ月おきの施術が可能なので、全身脱毛が1年半以内で終わります。
まとめ
全身脱毛をするなら脱毛サロンと医療脱毛どちらにしよう?と悩み、それぞれのメリット・デメリットを比べている人も多いと思います。または、脱毛サロンで失敗して医療脱毛に切り替える人もたくさんいますよね。
ですが、自分のムダ毛に対して、医療脱毛に本当に効果があるのかどうかを、一度じっくり考えてください。ほとんどの人は、黒く丈夫な毛もあれば産毛程度の柔らかい毛もあります。
すべての毛に、医療レーザー脱毛は効果を発揮してくれるわけではないのです。
どのパーツをどの程度までキレイにしたいかにもよりますが、全身脱毛をしたいなら、安易に医療脱毛を選ぶのは危険です!
病気の治療に薬は効果的だけど、そもそも病気にならないために普段の生活やサプリメントで体調を整えておく方が良いっていうこともありますもんね。どちらにもメリットはあるけれど、強い薬は特定の症状にしか効かない!これを忘れちゃダメですね。
医療レーザー脱毛もそれと同じで、威力はあるけれど、すべてのムダ毛に効果があるわけではないということです。
どんな脱毛を望むか、そして最終的にどんな効果を求めるかは、もちろん人それぞれです。ぜひ、理想の素肌やなりたい自分の姿を叶えるために、脱毛サロン・クリニックを選んでくださいね!
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